待望ってほどでもなかったのですが、FileMakerの新バージョン13が発売されました。
早速アップグレードして、あんどサーバーもダウンロードして試しました。
1,レイアウトがパワーアップ
より、一般人向けというかプログラムとかDBの構造とか意識しないでどんどん
作っていける感じになっていて(あちこち画面移らないで作業できる)簡単になって
います。それでいいのかってのは多分にありますが。
自分で設定したスタイルやテーマを登録出来るようになっており、各レイアウトや
例えば開発規約用に共通したパーツを使うって事が容易になっています。
新規に追加されたスライドビューパーツやポップオーバーは面白いですね。
2,FIleMakerGo向けのパワーアップが殆ど
取得関数やスクリプトやレイアウトの設定やパーツ等FIleMakerGo向けの
パワーアップが多いのですがサーバー側でスクリプト実行等デスクトップ向けにも
使えるものもあります。
3,FileMakerServerのAdminConsoleがHTML5に
長年苦しめられてきたJava問題に対する解決策としてAdminConsoleに使用されてきた
JavaWebStartの利用を止め、HTML5で作り直されたAdminConsoleいいですね。
ただ、Web公開エンジン周りでは依然としてTomcatがあったりしてJava依存の部分は
残ります。
4,インスタントWebが廃止になり代わりにWebDirectが登場
個人的にはWebDirectはインスタントWeb2.0て読んでます。
まだベータ版て感じですね。ITの事全然分からないけど要求は無慈悲に高い
日本のお客さん方が受け入れられるのでしょうか?と思うくらいにはサーバーに
高いスペックを要求したり使えるブラウザの制限があったりしますね。
スマホやタブレットで使いたい?FileMakerGo使えよって事なんでしょうね。
もっと言うとライバル社製品のAndroid端末に利するような事は後回し。
個人的にはカスタム関数の最大再帰回数が無限になって欲しかったんですけどね。
もしくは再帰回数の指定が必須の形になるとか。
カスタム関数て出てきた当初は嫌いで「既にあるもので組み合えわせてやるもんだろ」
とか「ただの定形処理短縮用ツールでしょ」とかひねたこと考えてたんですが、ある時
具体的にはEmacas使うようになってLispの存在を知ったり、JavaScriptやPythonの
関数型言語的記述についてしるようになると考え方が変わりました。
あ、カスタム関数については13関係無いですね。
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