FileMakerカンファレンス2日目(30日)に行って来ましたのでそのメモ的なもの
1,ExecuteSQLについて
基本的な使い方や注意点などを丁寧に説明してくれていました。
バインド変数といえば言いのか第1引数(query)内に「where fieldA=? or fieldB=?」とか
に対する第4引数の個数がマッチしなくても無視するだけとか凄いなって思った。
パフォーマンスに関してはやはりレコード総数の多いテーブルをjoinで使ったりしたり
selectの結果の対象レコード数が多い場合は重いらしい。まぁそうでしょう。
自分が使うとしたらGroupe by とか使いそう。あとは、例えば顧客管理に対する検索で
関連テーブルAとBの内容に対する割と複雑なandやor検索をSQLで処理して顧客管理の
idだけ取得して関連レコード移動使って従来の検索手段の代替にするとかかな。
2,バックアップストラテジー
FileMakerServer冗長化についてのセッションでした
メインサーバーの電源ぶっこぬいて待機系に移行するデモ失敗したのは残念でしたね。
3,命名規則についてのセッション
これは、思っていたのとちょっと(かなり?)違くて、え?ってなりました。
でも名前をドメイン(もしくはカテゴリ)_意味を表す名称_補足情報ていう名前にするのは
賛成かな。
4,医療現場(在宅医療)でのFileMakerの活用
このセッションではクライアント端末側はリモートデスクトップを利用したシンクラ
イアントな使い方の事例紹介でした。確かにこの方法はFileMakerServerとリモート
デスクトップサーバーとの間で処理してクライアント側には結果の差分更新分のみ
送信されるので外からのアクセスにおいてパフォーマンスとセキュリティ等良いバランス
がとれているように思えました。何より開発がFileMakerのみで済むのがいいですね。
5,医療現場(継続医療)でのFileMakerの活用
このセッションではカスタムWeb公開の事例でした。
パフォーマンスを維持するために検索結果等対象レコード数を極力必要最小限になるよう
工夫したり、Ajaxで随時更新にしてトラフィックを小さくする努力をされているようです。
自分は長らく既存ソリューションの延長上の開発しかしてないので、レイアウトがやぼったく
今回のカンファレンスで沢山見かけたWebっぽいレイアウトに非常に危機感を覚えました。
ヤバイ、取り残されてる!って感じ。勉強しなきゃ......