2014年12月30日火曜日

2014年を振り返って

2014年の自分とFileMakerについて振り返ってみる。

1,最も不本意だった事はほぼFileMakerを引退し、仕事としてはオマケ程度でしか使わない予定だったのに、結局メインになってしまっていた事。

2,前職の時に比べ自由に情報収集やサンプルを試す、ドキュメントを読むなどの機会が増えて知識は今までよりもより広く、深くなったと思う。

3,大阪や東京で行われたFileMakerのカンファレンスに出展側として参加した。
出展側だと話がスピーカーセッション聞けないので不便でした。

4,認定試験に受かり、去年取った12と合わせ、11,12,13の認定デベロッパーとなりました。

今年なるほどと思ったこと
・URLから挿入とWebAPIを組み合わせるといろいろ楽できる
・カスタム関数の最大再帰回数は最大実行数とイコールではない(呼び出し数>実行数)
・Webビューアの内容ではなく、オブジェクトそのもののpaddingを工夫すると存在はするが見えない状態にできる
・レコードコミットトリガをキャンセル制御するとフォーム画面での入力編集は楽だが、コミットキャンセル制御状態なので別レイアウトでこっそり関連レコード作成とかはできない。

今後の方向性について

・FileMaker Serverを外から制御出来るようなAPIを提供してほしい
・Web公開エンジンを複数構成に出来るようにしてほしい
・WebSocketでのデータやりとりが出来るようにしてほしい
・ESSでいいかげんPostgreSQLサポートしてほしい
・ESSで既存カラムに索引が付加出来るようにしてほしい
・ODBCの3バイト以上のUnicode文字のサポート
・Web公開エンジンやodbcドライバがLinux上で扱えるようにしてほしい

上記の事が実現しない場合、自分にとって高いし面倒臭いだけのアプリになるので使わないでWebアプリを作成するほうが合理的だし個人的にもやる気が高い。

誰か教えて欲しい。現在の最新のWebアプリやWindowsアプリ開発環境やビジネスモデルに対するFileMakerで開発する場合の優位性を。

2014年9月12日金曜日

初めてのインスタントWeb


なにこれツラい。。。

何このFileMaker7みたいの。

JavaScript無しでPHPとHTMLだけで作られた昔のWebサイトみたいなの何コレ。

これで使用に耐えるモノを工夫して作るのと、小さいWebアプリを作る工数って
差がないんじゃないかな。。。

INTER-Mediator使ったら...おっと、誰かが来たようだ。

2014年9月8日月曜日

8月に遭遇したこと

8月はそんなにFileMakerでトラブル遭遇しなかったんだけど、幾つか

・カスタムメニューの中身の表示非表示で取得関数を使う場合、再度カスタムメニューの再インストールを行わないトいけない。めんどくさい。

・関連レコード移動って、同じソーステーブルの非関連TOへの移動の場合、必ず対象レコードで移動しちゃうんだね。てっきり現在のレコードだけだと思ってた。

・WebViewerでprogressバー表示はMacとWinで見た目が違うのとサイズの最大値が違う、何に使うのかあまり思いつかないけど。


・WebViewerの見た目を隠したいときはpaddingをオーバー値に設定する。WebViewerを使いたいけどWebViewerをオブジェクトとしては目立たせたくない時に使えるですね。
とある野田先生のWebViewerの動画を見てて気が付きました。

2014年8月3日日曜日

ここ数ヶ月で遭遇したこと

久しぶりに投稿してみる。

1,Windows8.1で日本語のMSアカウント名でアカウント作成して死

これにはやられました。しかもこの問題に遭遇する前にMSSQL等インストール済みだったのでもう後には引けない(汗
具体的にはホームフォルダが日本語名になるのが直接的な原因なのかFileMakerServer側の設定で「保護された接続」をオンにするとサーバーのファイルが見つからなくなる。
直接ファイルを開きに行こうとしても開けない。

2,FMS13のアップデート失敗して再インストールからやり直そうとしたら死

FMS13のアップデートが失敗した場合、一旦アンインストールしてやり直そうとしても、IISのARRモジュールが最新に変更されているためエラーになって再インストールできなくなる。
時系列を具体的にすると、
・WebDirect使ってた※キャッシュが溜まっていた?
・アップデート当てるも失敗※キャッシュのせい?
・アップデートを再実行しようとするも「既に実行済み」エラーで前に進めない
・再インストールを覚悟し、まずはアンインストール
・FMSインストールしようとしたらIISのARRモジュールのバージョンが既に新しいものが入っているエラーでインストール出来ず※アップデートの時にARRのバージョンがあがってしまっていた。
・ARRモジュールをアンインストール
・FMSにアンインストール時に残ってしまっていたフォルダ削除
・FMS再インストール
・FMSにアップデート
ちなみに環境はWindowsServer2012だったのでMacの場合は問題ないかも。※ARRがIISのモジュールなので

3,JRE8を入れるとFMSのWeb公開エンジンが死

JRE7は消されないのでJRE8を消して対応策が出るまで待ちましょう。展開のやり直し等行ってもエラーにはならず、Web公開エンジンが起動しなくなるだけ。ツライ!

4,FMSで公開ファイルが1つも無い状態の時、クライアント側からのファイルアップロードでサーバーが一覧に出てこなくなる?

これは自分の環境だけかもしれないですが......

5,FMS13アップデートのおかげか、若干Webdマシになった。

でもWebdではトリガ使ったらアカン。特にキーストロークやModify。
時間差があり気持ち悪い動きになる。

6,索引引き忘れてて死

MSSQLのデータをESSで表示して新規FMテーブルにインポートした時に、主キーフィールドなんかに索引の設定をし忘れてて、リレーションの定義を設定するもデータが見えない事態に。普段FMから新規フィールド追加した場合は索引無し設定でも必要時にオンにするオプションついているから気にしてなかったけど、インポートで作られたフィールドとかパターンによっては必要時にオンのオプションチェック入ってない場合があるから要注意。

あと、今年はじめて行われた大阪でのFileMakerカンファレンス行ってきました。
昨年東京で行われた内容の焼き直しみたいな印象+医療セッション多めって感じ。

2014年3月16日日曜日

FileMakerServer13のWebDirectがウ◯コ

WebDirectが絶望的に使えない
・重い処理のクライアントがあると、同じファイルを開いているブラウザでリロードが頻繁に起こる
・1台構成の場合、上記の問題が他のファイルを開いているブラウザでも起こる
・ポータルは表示分だけしか読まないのかスクロールするとその領域だけ再読み込みが走る
・複数タブパネルかつ入れ子とかすると重い
・ポータルはフィルタを使うなどしてトータル表示量を減らしたほうが良い
・幾つか再現できないレイアウトパーツもある
・長い処理を行っている最中に強制切断されるとサーバー側に残ったセッションがスクリプトを動かし続ける。途中でセッションタムアウトになると処理もそこで終了するので大変なことになる
・重いからとクリックしまくっているとサーバーエラーが発生して再接続が必要になる

こういう実用性の低い客寄せパンダ機能はやめてほしい。

CWPのロケーションがおかしい時がある

スクリプトからsmtp送信の時の話

・IWPは問題ないがCWP(XML)だとOSのどこの情報を参照して決めているのか不明だがEC2インスタンスのサーバーだとイギリス標準時の送信日時になってしまう。多分OSセットアップ時の設定が残っていてそれを参照してしまう。

FileMakerServer13でハマった

FileMakerServer13で2台構成でセットアップしようとしたらハマった事

・FMSv13で2台構成の場合、ネットワークセグメントが違う場所にいるとワーカーが正しくマスターと通信できない
 →パケットキャプチャ調べたら、ワーカーがマスターのプライベートIPで参照しようと
  していて、駄目じゃんそれ......

・FMSv13のワーカーを入れる場合はクリーンインストール(前のFieMakerServerフォルダが無い状態)じゃないと正しくワーカーとして設定されない。エラーは出ないがDBと通信できない。
 →最初別々に1台構成でテストしていて、後から2台構成に変えようとしたら、1台構成時の設定情報が削除されなかったのかワーカーとして正常に再インストールされなかった
ようです。