とりあえず古い順にそして、自分が知ってる範囲でざっとFileMakerの歴史をば。
古代:〜FileMaker Ver4
最初FileMakerはカード型データベースとして誕生したようです。
簡単なカルテですね。今でも医療関係でFileMakerがよく使われているのは
昔からあるMac系のDBアプリだからでしょう。
Ver4だか3からリレーションという概念が付け加えられましたとさ。
近代:FileMaker Ver5〜6
この時代迄FileMakerは1ファイル1データベース1テーブルでした。
やっかいな仕様があり、数字型のカラムにtrue t yes y といった文字をブチ込むと1を返します。
逆にfalse f no n を入れると0を返します。そもそも数字型にテキストを入れるなという話ですが、
テストデータとして入れた文字がたまたまtとかnが先頭に入ってて、あばばばばな目に合いました。
この時代のカスタムWeb公開はCDMLというタグをHTML内に記述してデータを表示させるものでした。
Ver4のファイルを開くと変換作業が発生しますが、特に作業は必要ありません。
そのあたりは機会があれば。
現代:FileMaker Ver7〜
古代近代現代という分け方の基準はファイルの拡張子で分けました。つまりver7から最新のVer11まで
拡張子は変わっていません。
この時代から1ファイル1データベース複数テーブルとなりました。いままでと概念が大きく変わり
今迄のユーザーが多いに戸惑い、故にいまだにVer6までのバージョンのまま使っているユーザーが
多いようです。また単に変換しただけではいろいろと支障を来たし、中身を掃除する作業が発生するのも
アップグレードをのインセンティブを下げる要因となっています。
そこそこのシステムを作っているとゆうに1人月は消費します。特に画面や印刷帳票が多いと。
現代のバージョンについてはまた後日1バージョンごとに小言をやりますww